「どうしたら、もっと便利になるか?」を考えている企業

家電メーカーはどこでも冷蔵庫を扱っていますが、他社間において、もはや冷蔵庫としての「機能的・技術的な差」は付けられなくなっています。

そこで、その使い勝手をよくしたり、あるいはデザインを工夫したりして、顧客の購買意欲を上げようとしているのです。

日立製作所では、開発した冷蔵庫に「野菜中心蔵」という変わった名前を付けました。その冷蔵庫では、名前が示しているとおり、従来は最下段に設けてあった「野菜室」を中心(中段)に設けるようにしたのです。

そうすることで、野菜を取るたびに、腰をかがめるという不便さが解消されました。 続きを読む 「どうしたら、もっと便利になるか?」を考えている企業

アイデア(パテント)の企業への売り込み

ありとあらゆる商品が氾濫している現在、人々はあまりモノを欲しいとは思わなくなっています。

家電製品や家庭用品は、どれも質がよくて長持ちするので、買い換える必要もあまり感じられません。

家電メーカーのほうでも、もはや製品のハード面では、他社との差がつけられなくなっていることをよく知っています。「すこしでも良い製品を」と、他社間でしのぎを削っていた時代も、もはや過去のものとなりつつあります。

そこで、今はどのメーカーでも、ハード面での開発よりは、むしろソフト面での充実化に力を注いでいるようなのです。 続きを読む アイデア(パテント)の企業への売り込み

明細書の中の「登録商標」について

特許庁でも、特許や実用新案の明細書において、「登録商標名」を記載する場合には、それが「登録商標」であることを表示するよう、注意を促しているようです。

現状としては、「登録商標」であることを表示しないまま、その「登録商標名」を記載している明細書がかなり多いということなのです。たとえば、「フロッピー」という名前も、「登録商標」です。

これを「フレキシブルディスク」と書けば、それは「登録商標」ではないために、まったく問題はないのですが、どうしても「フロッピー」と記載する必要がある場合には、「フロッピー(登録商標)」、あるいは「フロッピー(登録商標)ディスク」と表示する必要がある、というわけです。 続きを読む 明細書の中の「登録商標」について

ミッキーマウス保護法って?

アメリカには、「ミッキーマウス保護法」と呼ばれるものがあります。

実はこれ、著作権の保護期間の延長に関する法律のことなのです。アメリカの映画や音楽など、著作権の保護期間を20年間延長しようとする、この「著作権延長法」が、アメリカ連邦最高裁によって認められたといいます。

それにより、2003年に期限が切れる予定だった、あの「ミッキーマウス」の著作権の保護期間も延長されることになったそうです。

それで、この法律は「ミッキーマウス保護法」などとも呼ばれていたわけです。以下に、その記事の全文を引用しておきます。 続きを読む ミッキーマウス保護法って?

商標!なるほど・ザ・エピソード

■映画「魔女の宅急便」と「黒ネコヤマトの宅急便」について

「魔女の宅急便」という、宮崎駿監督作品の有名なアニメ映画があります。ところで、この映画タイトル中の「宅急便」というのは、ヤマト運輸の登録商標なのです。その一般名称は「宅配便」となります。でも、「魔女の宅配便」とはなりませんでした。

そのことから、(これがヤマト運輸の登録商標と知っている人などから)「商標の侵害にならないのか?」とか、あるいは「この映画には、ヤマト運輸が関わっているのでは?」といった、素朴な疑問が映画の上映当初からあったようです。

映画の中には、まさに「黒猫ヤマトの宅急便」の言葉どおりの「黒猫」も出てきます(たしか、「ジジ」という名前でしたね)。 続きを読む 商標!なるほど・ザ・エピソード

アイデアを権利化する