「アイデアを売り込む」カテゴリーアーカイブ

いよいよ売り込みへ

日本人の多くは発明を難しいものと考える傾向にあり、自分とは関係のない世界だと思っていたりする。しかし、誰でも何か、自分が秀でた分野で一つくらいは、よいアイデアを持っているものだ。そのアイデアが、他の多くの人にとっても、重宝がられるものであれば、ヒットするアイデア商品となりうるかもしれないのだ。

だから、アイデアは、単にアイデアのままにしておかないことだ。たしかに、形のないアイデアだけでも、便利なものはたくさんある。「生活の知恵」とか「裏ワザ的発想」などがそれに当たる。でも、それはまだ、単なる「ノウハウ」であるにすぎない。それでは形がないので、商品化はできない。至極当たり前のことだ。 続きを読む いよいよ売り込みへ

オリジナル・キャラクター作りで個性を売るのも手

台所用品のアイデア品など、小物発明の世界では、主婦たちの発想が、高く買われている。それは普段、主婦が台所に立つことがいちばん多いので、「不便なもの」「あったら便利なもの」などをよく見極められるからだ。

ファンシーグッズやキャラクター商品の分野などでは、多くの女子高生の声を参考に、新しいグッズが作られたりする。それは、女子高生をはじめ、若い女性が、この分野に関していちばん目が肥えているから。またキャラクターの流行は、彼女らの口コミによることも往々にしてあるからだ。

ところで、おもしろいと思うのは、いまの若者は、自分たちがキャラクター化しているということだ。それは「個性的」というのとはちょっと違い、ほんとうに漫画やアニメの中のキャラのような振る舞いであるのだ。 続きを読む オリジナル・キャラクター作りで個性を売るのも手

類似品調査と先願調査は必ずしておく

自分のアイデアと似た商品がすでに市場に出回っていた、ということはよくあることだ。その場合は、自分のアイデアのほうが後なので、それをたとえ商品化しても、それほどの売行きは期待できない。それどころか、「類似品に注意」の対象になったり、もっと悪いと「特許侵害」としてクレームを申し渡されることもあるだろう。ただ、故意に真似したものでない限り、細部に到るまで似ていることは滅多にない。

それでも、相手の特許権利の一部にでも触れていれば、真似でなくても、やはり相手から抑えられてしまうことはある。企業間では新製品開発を巡って、こうした特許上の権利を主張しあったりするのは日常茶飯事のことであり、そう珍しいことではない。特許紛争は世界的規模にまで拡大しているのだ。 続きを読む 類似品調査と先願調査は必ずしておく

特許電子図書館サービス

先願調査に関しても、やはり個人発明家であるなら、ある程度のものは、自分で行うのを心掛けたほうがよい。それなりに高度な発明であるとか、組織力があるというのなら、調査にお金を掛けてもよいとは思うが、まずは「自分で調査」をモットーにしたい。

それに、いくらコンピューターで調べられるといっても、つい最近に出願されたものは、まだコンピューターに登録されないために、調査の対象から外れてしまうこともある(過去3ヵ月前までに出願されたもの等)。もし、見つけようとしている「同等か類似の発明」が、その中にあれば(最近に出願されていれば)、どんなプロの特許調査士でも、それを探すことはできない。 続きを読む 特許電子図書館サービス

類似発明が見つかれば、むしろ、それを利用する

「類似調査」にしても、すべてのものを調べ尽くすことはできないが、まず、「通販雑誌」に似たような商品がないか、見てみるくらいのことはできる。もし、似たような商品があった場合、その商品のカタログなりパンフレットを送ってもらい、さらに詳細を知ることはできそうだ。

もう一つの類似調査方法としては、「百貨店(デパート)などの同分野コーナー」を実際に見て回る方法がある。小物発明の類似商品調査としては、この「通販」と「デパート」を活用するくらいで十分だろう。その次は、特許の先願調査をする。

特許の先願調査をしていて、似たものが見つかった場合は、むしろ、「この類似発明の内容を参考にしてやろう」ぐらいの気持ちで前向きに利用することを考えるべきだ。 続きを読む 類似発明が見つかれば、むしろ、それを利用する

改良の改良が、小物発明の精神

人間は、発明の積み重ねによって、生活を便利で快適なものにしてきた。人類の辿ってきた道は、まさに発見と発明の歴史でもある。今後も、こうした発明の連続が、文明をますます発展させていくのだろう。

といっても、我々の時代における発明とは、過去に発明されたものを基にして、それらを応用したり、改良したものが、ほとんどである。基礎的な原理や構造の発明は、もうほとんど出尽くしたとみる学者もいるようだ。たしかに、技術的(構造的)に、まったく新しい原理の発明が、今後も生み出されていくと考えるのは、なかなか難しいことだ。これからもたくさんの特許が出願されていくことは間違いないことだが、それらの大半は、いわば(過去の発明の)「応用発明」「改良発明」ということなのだ。 続きを読む 改良の改良が、小物発明の精神

市場調査とアイデアの売り込み活動は感性がモノをいう

いま、どんなものが売れ筋なのか、それを各年令層、各商品分野で、常にチェックしておくことも、個人発明家にとっては大事になる。そのとき、そのときの時代背景、社会情勢でも、それらは刻々と移り変わっていく。けっして不動のものではない。

たとえば、阪神大震災の後は、防災グッズが飛ぶように売れた。それに伴い、普通ではそれほど売れないような、防災に関する小物発明も売れるようになった。女子高生の風変わりなファッションや現代のスタイルが、マスコミで盛んに取り上げられるようになると、それに拍車を掛けるような奇抜なアクセサリーやファッショングッズも飛ぶように売れた。 続きを読む 市場調査とアイデアの売り込み活動は感性がモノをいう

誰もが憧れる「印税生活」、そして「ロイヤリティ生活」

「印税生活」という言葉がある。一つの作品(文学作品に限らず)を生み出し、それが世間から圧倒的に支持された場合、ヒット作品ということになる。普通には「ベストセラー作品」ともいう。そうなると、あとは売行きに応じて、なかなかの「印税額」が著者に支払われるようになる。だから、部数が延びている間は、それだけで飯が食えるという、そんな生活のイメージで、「印税生活」という言葉が使われる。

もちろん、売れない本の著者でも、幾つかの作品を出していれば、それなりに纏まった印税が入ることもある。だが、今後の生活の保証はできない。やはり、「印税生活」というからには、ヒットしていないとならない。黙っていても、銀行に印税が次から次へと振り込まれてくるようになると、それはもう立派な「印税生活」ということになる。 続きを読む 誰もが憧れる「印税生活」、そして「ロイヤリティ生活」