発明・特許・実用新案!アイデア倶楽部

発明・特許・実用新案の知恵袋

自らがメーカーとなる道

自分の発明を自分で事業化し、それで大成するというのは、かなり魅力的なことです。その発明が多くの人に喜ばれるものであれば、尚のことです。発明者の喜びもひとしおでしょう。

ところで、アイデアを自分で製品化する場合、大まかに分けて「工場などに製造依頼する方法」と「自分で手作りする方法」とがあります。前者は「自分の資金で」、後者は文字通り「自分の手で」というスタンスになります。

製品のパッケージやデザイン、ネーミングなども自分のコンセプトが基本となりますが、ある程度は専門家に依頼することも必要になってくるでしょう。

それから、自分で「製品の販売ルート」も開拓する必要もあります。また、自主製作したアイデア製品を、同じ分野の販売店で委託販売してもらうのか、あるいは自分のオフィスや店で直販するのか、といった違いもあります。 [続きを読む...]

アイデア(パテント)の「自主企画・自主製作販売」

■自主企画製作販売

アイデア(パテント)の「企業への売り込み」が芳しくない場合、もう一つの方法として「自主製作販売」という道があります。むしろ、そちらのほうが性にあっている、という人もいるでしょう。

それでいて、かなりの売り上げを上げることができるとしたら、その儲けは(アイデア売り込みによる)「ロイヤルティ収入」の比ではありません。

もちろん、利益が大きくなる分、リスクも高くなります。製造やパッケージ代のコストが掛かるなど、先行投資も必要となります。「ハイリスク・ハイリターン」というわけです。

そこで、最初は少ない投資で小規模に展開していくのが無難でしょう。商品の売れ行きの動向を見極めつつ、ある程度その感触が掴めるようになったら、徐々に規模を大きくしていく、といった展開の仕方です。 [続きを読む...]

契約書の作成は、ひな型を参考にすれば難しくはない

発明の売り込みの結果、ある企業から(幸運なことに)「その発明の権利を是非とも使用させてほしい」といった連絡があったとします。あなたは次に、相手企業とその発明に対する、もろもろの取り決めをしなければなりません。

ところで、発明の使用を企業に許可する場合、その方法には大きく分けて下記に示す2つの形態があります。

【専用実施権】一社だけがその発明を専用に実施できる権利。つまり一社独占の契約形態。発明者自らもその発明を実施できなくなる。もちろん、企業からは発明の対価が支払われる。

【通常実施権】一社だけではなく、発明者(出願人)を含め、ほかの企業にも発明を実施する権利が与えられる形態。 [続きを読む...]

「売り込み反応データ」を作成しておく

売り込みをした会社から送られてきた返事なり資料は、かならずファイルしておくようにします。

今後また、ほかのアイデアを提案するときなどに、そのファイルを活用できるからです。

それに、会社とよい関係を作っていくうえでも、重要な資料になるでしょう。また、次ページで示すような、「売り込み反応データ」を作成しておくと、ひとつのアイデア提案に対する各企業からの反応が、一見して把握できるので便利です。 [続きを読む...]

発明アイデアの売り込み文書、その出だしの一例

企業へのアイデア売り込みの手紙について、その書き出しをどうしたらよいのか、これに悩んでいる人も意外と多いようです。

これについては、最初にご挨拶とお願いの気持ちを述べた後、さっそく本題(提案したいアイデアの内容や概観)に入っていくのがよいと思われます。幾つかの書き出し例を、以下に挙げおくことにしましょう。

【一般的には・・・】

拝啓、貴社ますますご盛栄のこととお喜び申し上げます。

突然のお手紙で失礼いたします。私は、〔名前〕と申します。この度、〔提案したいアイデアの分野〕に関するアイデア品(改良品)を考案いたしました。 [続きを読む...]